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債権者主導型と債務者主導型の任意売却 
〜債権者からの任意売却の依頼 所有者(債務者)からの任意売却の申し出


同じ任意売却でも一般に「債権者主導型」と「債務者主導型」に分類されるといえます。
「債権者主導型」の場合は、早期回収・極大回収に重きが置かれ所有者の意思が尊重されない場合も
あり、この点に注意が必要です。  

同じ視点で考えれば早く・高く売却したほうが双方有利に違いはありませんが(管理費・税金などの
控除費用も少額で済む)ご家族の意思に反して債権者の都合のみを優先させるのでは、
売却に相互協力できず、競売になってしまい本末転倒です。  

「債務者主導型」の任意売却の場合は債務者の都合を優先するとはいえ、債権者も歩調を合わせ
再生計画に努力するためバランス構築が可能なケースも多いといえます。
任意売却では様々な立場の違う利害関係人が介在することが多く、各利害関係人の理解を得ることが
必要です。


※文中で紹介されている 任意売却 とは本サイト・再生支援シリーズにて紹介されている(縁故者売却・リースバック・買い戻し支援・ファンド・任意売却)の 総称 となります。


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